◎
総務文教常任委員長(
竹内磐夫君) ただいま議題となりました平成元
年度決算関係議案のうち、
総務文教委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 付託されました案件は3件でありまして、去る14日と17日の
両日委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、決算書、
事業実績並びに
主要施策成果説明書に基づき事業の執行状況について詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 まず最初に、認定第1号 平成元
年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、
所管事項について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・
職員研修については毎年全職員を対象に行われたい。また、研修を受けたのちの対応策を検討されたい。さらに、民間の社員研修の長所等を取り入れて、
職員研修の充実を期されたい。 ・ 防災計画に防災組織が定められているが、各部会の
開催状況を伺いたい。 ・ 平成元年9月から土曜閉庁が実施されたが、事務の簡素化、時間外勤務等の状況を伺いたい。 ・ 庁議規定に基づく部長会議の
開催状況を伺いたい。部制にふさわしい効果のある運営に努められたい。 ・
土地買収等に係る登記事務は、迅速に処理されたい。また、未登記分につきましては、早急に完了されたい。 ・ 市税の滞納の内訳及び原因を伺いたい。また、滞納者の納税組合への加入状況を伺いたい。 ・ 企画課が
企画調整部に昇格されたが、どのような行政上の効果があったか。また、担当制を導入されたが、どのような
調整事務を行われたのか。調整機能を生かすための
システム化は行われたのか、伺いたい。 ・ 児童・生徒の
社会参加活動事業は、全校を対象に行われたい。 ・ 小・中学校の備品の充足状況を伺いたい。また、整備に当たっては、学校間に格差が出ないように特別な配慮をお願いしたい。 ・ 図書館の蔵書の収容能力を伺いたい。また、図書館を充実し、利用率の向上に努められたい。 ・
公共施設の公衆電話をカード式に切りかえられたい。 ・
公共施設の樹木の植栽率は、全国平均を大きく下回っている。緑の環境整備の充実を図られたい。 ・
市民体育館、野球場及び
須坂小学校夜間照明施設の利用度が非常に高い。故に
社会教育充足の意味から、小・中各学校の校庭に
夜間照明施設の設置を特に要望したい。 ・
同和地区少年教育活動促進事業の結果と評価を伺いたい。また、地区外の児童・生徒の参加状況を伺いたい。 ・
事業実績並びに
主要施策成果説明書の作成に当たっては、創意工夫をこらし、内容の充実を図られたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第4号 平成元
年度須坂市
奨学金特別会計決算認定について及び認定第6号 平成元
年度井上、幸高、九反田、
中島財産区
特別会計決算認定について申し上げます。 本両案につきましても、慎重なる審査の結果、いずれも原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で
総務文教委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、
建設水道常任委員長の報告を求めます。
-----永井建設水道常任委員長。 〔
建設水道常任委員長 永井常雄君登壇〕
◎
建設水道常任委員長(
永井常雄君) ただいま議題となっております平成元
年度決算関係議案のうち、
建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました案件につきましては、去る14日、17日の
両日委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、決算書、
事業実績並びに
主要施策成果説明書に基づき詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、認定第1号 平成元
年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定のうち、
所管事項について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・
市営住宅の家賃の
収入未済額が、過年度分と比較して多いのはどういう理由か伺いたい。 ・
市営住宅の火災による解体工事を4戸施工しているが、火災の状況と跡地の使用方法について伺いたい。 ・
市営住宅の明け渡しに当たっての畳等の修理はスムーズに行われているのか伺いたい。 ・
官民境界調査件数がふえており、また
利害関係の問題等、1件当たりの調査に時間もかかり大変であると聞いているが、どのように実施しているか伺いたい。 ・ 月例検査、定期検査、国の
会計検査での指摘事項について伺いたい。 ・
雇用促進住宅北線の
道路改良工事は、次年度で施行するのか伺いたい。 ・
まちづくりを考えたとき、市街化区域内の農地の基本的な考え方について伺いたい。 ・ 3月31日以降5月31日出納閉鎖までの間に、継続している事業と、支払われる金額はどのくらいか伺いたい。 ・
建築基準法で規定されている後退線について、長野市では土留めを打たしているが、須坂市はどのように考えているか伺いたい。 ・ 街路樹の植栽した跡の保全管理について伺いたい。 ・
区画整理事業の取り組み方について伺いたい。また、区画整理を施行して宅地の促進並びに市の発展につながるのか伺いたい。 ・
インター周辺土地利用計画調査の結果について伺いたい。 ・
日本緑化協会の事業について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第8号 平成元
年度須坂市峰の原
水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 二ツ双水源深井戸のポンプは、何年ぐらい使用可能か伺いたい。 ・
料金滞納状況とその対応について伺いたい。 ・ 峰の原
水道事業は、
水道料金で間に合っているのか伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第9号 平成元
年度須坂市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 地質調査の方法について伺いたい。 ・ 3月までに融資を受ける予定の金額と資金名について伺いたい。 ・ 地方債の内容について伺いたい。 ・ 報償金の見直しについて伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第10号 平成元
年度須坂市
水道事業会計決算認定について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・
建設改良費11億九千余万円には、
公共下水道事業に伴う布設がえも含まれているのか伺いたい。 ・ 配水管は台帳で管理しているのか、またコンピューターによる管理の考え方について伺いたい。 ・
配水管布設がえによる路面復旧は建設課に委託されているが、委託費の中に人件費分も含まれているのか伺いたい。 ・ 量水機、揚水管の取りかえは、耐用年数が到来したためのものか伺いたい。 ・ 消費税額について伺いたい。また、管理者としての
消費税導入に対する考え方を伺いたい。 ・
施設利用率が低い理由と改善策について伺いたい。 ・ 経営分析で一番改善すべきものについて伺いたい。 ・
職員給与費に対する
給水収益比率が落ちているが、県下の状況について伺いたい。 ・ 水利権25万円の使途及び内容について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し起立採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議案第63号 平成元
年度須坂市
水道事業剰余金処分について申し上げます。 本件につきましては、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、認定第11号 平成元
年度須坂市
宅地造成事業会計決算認定について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・
利益積立金及び
繰越利益剰余金の将来の使途について伺いたい。 ・ 宅地造成仮勘定の内容について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で
建設水道委員会の
審査報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、
経済常任委員長の報告を求めます。
-----村石経済常任委員長。 〔
経済常任委員長 村石正郎君登壇〕
◎
経済常任委員長(
村石正郎君) ただいま議題となっております平成元
年度決算関係議案のうち、
経済委員会に付託されました認定第1号 平成元
年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、
所管事項について審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました案件につきましては、去る18日、19日の
両日委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、決算書、
事業実績並びに
主要施策成果説明書に基づき詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・
水田農業確立対策費のうち、
転作実施面積が昨年と比べ減少しているのに、
転作助成奨励 金が増となった理由について伺いたい。 ・
農業総務費のうち
農業金融事業にかかわる
成果説明書の表記方法を検討されたい。 ・
水田農業確立対策費の中の積立金の目的は何であるのか伺いたい。 ・ 日野の
改善センターの運営に当たっては、
地域公民館的性格を踏まえ配慮されたい。 ・ 日滝地区に設置された
構造改善センターについて、地元の負担はどのようであったのか伺いたい。 ・
農業委員会だよりの内容について伺いたい。 ・ 消防団員の
退職報償金の財源はどのようになっているのか伺いたい。 ・ 適マークの交付がされなかった対象物件の内容について伺いたい。 ・
日滝原土地改良区総代の選挙にかかわる費用の負担は、どこが行うのか伺いたい。 ・ 国政選挙にかかわる費用のうち、一般財源による支出があるのはどうしてか伺いたい。 ・ ミス・竜の
里コンテストに対する補助金の率は、他の
商工振興誘客対策事業と比べ適切であったのか伺いたい。 ・
須坂商業サービス協同組合の
決算状況はどうであったのか。また、
市補助金 800万円の使途は何であったのか伺いたい。 ・ 公園費の中の
工事請負費について、不用額が99万円ほどあるが、工事差金は有効に使うことができなかったのか伺いたい。 ・ 労働力の確保に関しては行政もできるだけの施策を講じられたい。 ・ 働く婦人の家の事業については、勤労婦人が有効に利用できるような対応を願いたい。 ・ 観光行政の推進について、
観光パンフレットや
観光絵ハガキはどのように利用されているのか伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で
経済委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、
社会常任委員長の報告を求めます。
-----荒井社会常任委員長。 〔
社会常任委員長 荒井義太郎君登壇〕
◎
社会常任委員長(
荒井義太郎君) ただいま議題となっております平成元
年度決算関係議案のうち、
社会委員会に付託されました案件について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 付託されました案件5件につきましては、去る18日、19日
両日委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、決算書、
事業実績並びに
主要施策成果説明書に基づき、事業の執行状況等詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、認定第1号 平成元
年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、
所管事項について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 環境衛生推進協議会の事業内容について伺いたい。 ・ 騒音公害に関する規制条例について、及び公害苦情の受け付け処理はどのようにしているのか伺いたい。 ・ ダイオキシンに関する現在の対応とこれからの対応について伺いたい。 ・ 公害審議会が開催されていないが、産業廃棄物、スタットレスタイヤ、粉じん問題等問題が多くあるのに、なぜ開催されなかったのか伺いたい。 ・ スパイクタイヤからスタットレスタイヤに変えたことに起因する交通事故の状況について伺いたい。 ・ 部落解放専門推進員設置費の算出基準、活動内容等について伺いたい。 ・ 部落解放関係団体に対し活動費の助成をし、育成を図っているが、今後の育成、助成の対応はどのように考えているのか伺いたい。 ・ 健康診査で受診率が少ない理由と、その対策について伺いたい。 ・ 保健婦による在宅訪問指導について伺いたい。 ・ 障害者のための
まちづくり事業の内容と実施状況について伺いたい。 ・ 声の広報発行の周知方法、対象障害者数及び発送方法について伺いたい。 ・ 寝たきり老人は年々増加しているのに対し、在宅老人、短期保護者及び寝たきり老人寝具クリーニングの利用者が昨年より減となっている理由について伺いたい。 ・ 交通遺児福祉金及び遺児激励金は年額支給となっているが、重度心身障害児福祉金は月額支給である。支給の統一はできないか伺いたい。 ・ デイホーム利用状況について伺いたい。 ・ 生活保護の状況について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第2号 平成元
年度須坂市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 国民健康保険税の減免の内容について伺いたい。 ・ 実質収支額が1億七千余万円もあるが、残った理由について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第3号 平成元
年度須坂市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 受診率、1件当たり支出額及び1人当たり支出額の県の平均と17市の動向について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第5号 平成元
年度須坂市
同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 住宅新築資金等貸付金の未回収件数と回収の見通しについて伺いたい。 ・ 資金貸付に当たっては保証人が必要となるが、保証人の位置づけについて伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 続きまして、認定第7号 平成元
年度須坂市
福祉企業センター特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 本案につきましても、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
社会委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告はありますので、順次発言を許します。 最初に、27番
永井常雄君の発言を許します。-----
永井常雄君。 〔27番
永井常雄君登壇〕
◆27番(
永井常雄君) 私は、本日の須坂市9月定例市議会において、日本共産党を代表して上程されております認定第1号 平成元
年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成元
年度須坂市同和地区住宅新築資金等貸付事業歳入歳出決算認定について、認定第10号 平成元
年度須坂市
水道事業会計決算認定についての3議案について、反対の立場から討論を行います。 まず、認定第1号についてでありますが、昨年の
消費税導入によりまして市民負担が増大いたしました。田中市長は、私の消費税の市予算会計への導入をやめるよう求めたことに対しての答弁は、国・県の指導に従って行政を行うため、消費税の導入を行うのはやむを得ないとの答弁でしたが、導入されました決算を見ますと、市民会館や体育施設等の施設使用料の合計は37万 7,000円であります。一方、一般会計の不用額は約 9,000万円にのぼっております。
水道事業会計での市民負担額約 2,000万円と、下
水道事業特別会計での市負担分 3,800万円等を合計しましても、なお余る不用額であり、田中市長がその気になれば、消費税は市民に負担を求めなくても十分市政運営ができることは明らかであり、この点で本決算に反対するものであります。 もう一方では、その他の消費税を負担転嫁すべきものにも消費税を上乗せしていない事例を見ても、田中市長の政策的なものであると言わざるを得ません。近隣の中野市や小布施町では、学校給食費への消費税の上乗せを、内部努力や市費の投入によって小・中学校生徒の負担を行っておらないのに対して、須坂市は昨年3月から小・中学校生徒への給食費に対する負担転嫁を行っておりますことに対しても、反対を表明いたします。 昨年度自民党竹下内閣によって創設されました消費税は、現在の海部内閣によって引き継がれ今日に至っておりますが、丸田議員の試算によりますと、約1年間に20億円からの市民負担となっております消費税、何としても廃止してその息の根をとめてしまわなければ、今日ヨーロッパやアメリカで見られるような税率の引き上げによって、どんどん増税されることは目に見えております。 私は、以上の理由に基づいて、自民党海部内閣に追随の消費税を導入した平成元年度一般会計決算に反対を表明するものであります。 次に、認定第5号について反対の討論を行います。 田中市長の決算説明書によりますと、同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計は、地区住民の生活向上を目的に運営してまいりました。平成元年度末における貸付金現在額は2億 3,347万4,000 円で、貸付件数は 106件とのことであります。市長の説明によりますと、平成元年度末の市債の現在高は82億 7,752万 1,000円とのことですが、この膨大な市債の一要因をなすものであり、多大な市民負担を招きながら、特定の運動団体加入者のみを対象とした不公正なる同和行政に基づくものであり、反対を表明いたします。 次に、認定第10号について申し上げます。
水道料金への消費税の上乗せについては、料金改定と同時に行われたものであり、昨年3月の
建設水道委員会で条例、予算案とも否決したので見られるように、市民の世論を反映したものであります。
水道事業会計での市民負担分は 1,945万円もの多額に上り、水道会計からの支払い分は 2,433万 7,000円であり、その不足分 242万円は国からの返還金で穴埋めされ、収支はとんとんとなりましたが、会計上はとんとんであっても、市民負担は約 2,000万円にものぼった事実を見ても、この決算に反対せざるを得ません。 須坂市は、21世紀を目指して文化会館の建設や中学校の全面改築、下
水道事業の促進を行っており、市民要望にこたえての事業を多数行っております。私はこの市民要望の実現を目指す内容の決算には賛意を表するものでありますが、先ほどから申し述べた理由によりまして、決算認定の3議案に日本共産党を代表して反対討論を行いました。大方の議員の皆さんの御賛同を願って反対討論を終了いたします。
○議長(
小布施茂君) 次に、1番小松善正君の発言を許します。-----小松善正君。 〔1番 小松善正君登壇〕
◆1番(小松善正君) ただいま議題となっております平成元年度一般会計、特別会計、企業会計の決算について、私は賛成の立場で一言申し上げたいと存じます。 さて、平成元年度の経済を見ますと、個人消費が順調に伸び、設備投資は増勢を続けるなど、好調のうちに推移してまいりました。がしかし、税制改革による地方財政への影響など、不透明さのある財政環境下であったことは御案内のとおりであります。このような状況のもと、実施計画を基本に各施策を積極的に推進しており、また多様化する市民ニーズにも的確に対応され、全会計にわたり健全財政を堅持されました。このことに対し、私は理事者各位の御努力を高く評価するものであります。 まず、一般会計の歳入の大宗をなす市税の徴収率を見ますと99.1%で、前年度と比較しますと、わずかながらも 0.1%上昇しており、また県下17市と比較しても、ここ数年来ずっと最上位を占めております。自主財源の確保、歳入構造の安定の面から大変喜ばしいことであり、この労を多とするものであります。 歳出の性質別についてみますと、扶助費、公債費等の義務的経費は、前年度対比0.21%の伸びにとどまっており、一方投資的経費は、市民の要望にこたえるべく積極的に資本的形成がなされており、前年度対比10億 7,700万余、34.8%の増となっております。普通建設事業費の内容を見ますと、補助事業では常盤、相森中学校の改築事業、
団体営土地改良事業等の農業生産基盤整備等に、また市単独事業では、前年度対比52%と大きく伸びており、ふるさと創生事業によりますところの臥竜公園整備、高速道関連等の市道、農道整備、北部体育館の建設等、各般にわたり社会資本の充実が図られております。 さらに、ソフト面におきましては、ひとり暮らしの老人家庭への火災報知器設置、重度心身障害者のタクシー利用料金助成制度、在宅重度心体障害者短期保護制度、須坂区民互助会制度創設補助金等の新設、また、ボラントピア事業の導入など、高齢化社会を迎えての諸施策についても、きめ細やかに配慮されていると思うのであります。 次に、特別会計、企業会計につきましても、会計設置の目的に沿った運営がなされており、御案内のように監査委員の監査結果でも適正であると認定されております。また、各常任委員長の審査結果の報告でも、原案どおり認定するとの報告であります。 また、消費税についてでありますが、現在税制問題等両院合同協議会において、消費税の再見直しということで論議されているところでありまして、私どもも期待をしているわけであります。いずれにいたしましても、21世紀を間近にし、社会情勢は大きく変化しつつある昨今、理事者各位におかれましては、市民福祉向上のためいよいよ健全なる財政運営に御努力されることをお願い申し上げまして、平成元年度全会計の決算について賛意を表するものであります。 どうか議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが、私の賛成討論といたします。
○議長(
小布施茂君) 次に、26番小林紀雄君の発言を許します。-----小林紀雄君。 〔26番 小林紀雄君登壇〕
◆26番(小林紀雄君) ただいま議題となっています認定第1号 平成元
年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定と認定第10号 平成元
年度須坂市
水道事業会計決算認定についての2案件について、反対の立場から討論を行います。 この2案件につきましては、昨年3月定例会の予算審査のときに、消費税部分にかかわる予算の修正動議を提出し、反対の意思表示をしました。反対の理由は、消費税法は国会審議が不十分のまま自民党による強行採決によって成立した税法であること、さらには国民世論の大半はこの税に反対であり、税法改正後の一連の選挙の争点であって、自治体によっては課税しない自治体もあること、当市でも条例で定めた全使用料、手数料に課税しているのではなく、税の性格が不鮮明であること、さらには税制施行後、不公平税制であることがますます明らかになってきていること、などでありました。当定例会一般質問でも明らかにされたとおり、この税制の施行により一般会計で 1,261万 7,000円、下
水道事業会計では 1,000万円の収支の不足となり、
水道事業会計では、
水道料金等に課せられた消費税は 1,945万 9,938円、市民1人当たりにしますと5万3,000 人として 367円、1世帯にしますと1万 5,000世帯として 1,297円の負担増であります。国政における税制の改革は、不公平税制の是正にあり、これらに対しては今後とも粘り強く要求してまいるとして、市が選択できる消費税の課税については当議会の意思によって決定できるものであります。議題となっている2案件の消費税についても、課税すべきではなかったし、決算として認めるべきでないと思うわけであります。 以上、反対の理由を申し上げました。市民の代表であり、代弁者である賢明なる議員各位の御決断をいただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、討論を終わります。
○議長(
小布施茂君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) ほかに討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、認定第1号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
小布施茂君) 起立多数であります。よって、認定第1号は原案のとおり認定されました。 次に、認定第2号、第3号及び第4号の3件を一括採決いたします。 本3件に対する委員長の報告は原案認定であります。 本3件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、認定第2号、第3号及び第4号の3件は、原案のとおり認定されました。 次に、認定第5号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
小布施茂君) 起立多数であります。よって、認定第5号は原案のとおり認定されました。 次に、認定第6号から第9号までの4件を一括採決いたします。 本4件に対する委員長の報告は原案認定であります。 本4件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、認定第6号、第7号、第8号及び第9号の4件は、原案のとおり認定されました。 次に、認定第10号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
小布施茂君) 起立多数であります。よって、認定第10号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第63号及び認定第11号の2件を一括採決いたします。 本2件に対する委員長の報告は
原案可決、認定であります。 本2件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号及び認定第11号の2件は、原案のとおり可決、認定されました。
-----------------------------
△日程第18 議案第64
号~日程第25 議案第71号
○議長(
小布施茂君) 日程第18 議案第64号 平成2
年度須坂市
一般会計補正予算第2号から日程第25 議案第71号 平成2
年度須坂市
水道事業会計補正予算第1号までの8件を
一括議題といたします。 本8件に関し、各委員長の報告を求めます。 最初に
、総務文教常任委員長の報告を求めます。
-----竹内総務文教常任委員長。 〔
総務文教常任委員長 竹内磐夫君登壇〕
◎
総務文教常任委員長(
竹内磐夫君) ただいま議題となりました補正予算案件のうち、
総務文教委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 付託されました案件は、2件でありまして、去る14日と17日の
両日委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づき詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 まず最初に、議案第64号 平成2
年度須坂市
一般会計補正予算第2号のうち、
所管事項について申し上げます。 審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ (仮称)情報センターについて、各ゾーンの名称は非常にわかりにくい表現であるので、検討されたい。また、須坂蔵の
広場の蔵という名称は、一般的になじまなく難解な言葉でありますので、この辺について検討されたい。なお、また各ゾーンのプランについては、再検討すべき点があるように思われるので、善処されたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第67号 平成2
年度井上、幸高、九反田、
中島財産区
特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本案につきましても、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
総務文教委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、
建設水道常任委員長の報告を求めます。
-----永井建設水道常任委員長。 〔
建設水道常任委員長 永井常雄君登壇〕
◎
建設水道常任委員長(
永井常雄君) ただいま議題となっております補正案件のうち、
建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 付託されました案件4件につきまして、去る14日、17日の
両日委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づき詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第64号 平成2
年度須坂市
一般会計補正予算第2号のうち、
所管事項について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 立木補償料について、道路改良路線名及び補償物件について伺いたい。 ・ 繰出金の内容について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第69号 平成2
年度須坂市峰の原
水道事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本件につきましては、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第70号 平成2
年度須坂市
下水道事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 八町線に布設する管渠の延長とパイプの大きさについて伺いたい。 ・ 基本計画見直し業務委託の内容について伺いたい。 ・ 新しい下水処理方法とその考え方について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第71号 平成2
年度須坂市
水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。 本案につきましては、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
建設水道委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、
経済常任委員長の報告を求めます。
-----村石経済常任委員長。 〔
経済常任委員長 村石正郎君登壇〕
◎
経済常任委員長(
村石正郎君) ただいま議題となっております補正予算案件のうち、
経済委員会に付託されました議案第64号 平成2
年度須坂市
一般会計補正予算第2号のうち、
所管事項について審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました案件につきましては、去る18日、19日の
両日委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づき詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 農地災害復旧工事の経費については、国費による復旧がなされるよう働きかけられたい。 ・ 福島用水路改良負担金について、その工事の総額はどのくらいなのか伺いたい。 ・ 相之島機場竣工式の内容について伺いたい。 ・ 猿害防止施設設置補助金について、猿害対策の状況及び防止施設の効果はどのくらいあるのか伺いたい。 ・ 消防施設費の中の用地購入費について、その面積及び単価について伺いたい。また、賃借とせず用地を購入した理由について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
経済委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、
社会常任委員長の報告を求めます。
-----荒井社会常任委員長。 〔
社会常任委員長 荒井義太郎君登壇〕
◎
社会常任委員長(
荒井義太郎君) ただいま議題となっております補正予算案件のうち、
社会委員会に付託されました案件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました案件4件につきましては、去る18日、19日の
両日委員会を開き、
関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づき詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第64号 平成2
年度須坂市
一般会計補正予算第2号について申し上げます。 審査に当たり、
委員各位から出されました質疑、意見の主なるものは、 ・ 屋内ゲートボール場のテニス壁打ち等の活用について伺いたい。 ・ デイサービスセンターの利用回数の見通し等について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結して、討論を省略し採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第65号 平成2
年度須坂市
国民健康保険特別会計補正予算第1号、議案第66号 平成2
年度須坂市
同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号及び議案第68号 平成2
年度須坂市
福祉企業センター特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本3件につきましては、それぞれ慎重なる審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
社会委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、26番小林紀雄君の発言を許します。-----小林紀雄君。 〔26番 小林紀雄君登壇〕
◆26番(小林紀雄君) ただいま議題となりました議案第64号 平成2
年度須坂市
一般会計補正予算第2号について、反対の立場から討論を行います。 本補正予算については、シルキーの2階、駅前情報センター整備事業及び芸術村アートパーク整備事業にかかわる予算が計上されています。シルキー2階の取得については、駅前開発が組合施行とはいえ、市も大いに参画し、その進めをしてきた事業でありまして、当時の商業協同組合の状況からして市の取得もやむを得ないとしたところでありますが、取得理由は、時代に対応した情報センターとしたいというものでありました。しかし、当時から情報センターに対する疑問は多く出されており、議員の個人研修などによる先進地の状況報告を聞いても、利用の少ない施設であるということであります。先進例がそうであるのに、それに固執し事業を進めることは、理解のできないところであります。 ことしの1月、市によるシルキーに関する情報センター研究委員会が開催されました。私も委嘱され出席したところであります。各界を代表する人たちの集まりということでした。当日市が取得した2階の見学をし、分科会に分かれ役員を選び、利用に関する意見交換がされました。私は美術部門に所属しまして、その後2回ほど会議が行われ、その会は解散したわけであります。いろいろな意見が出されました。別にまとめもなく、全体会も最初の一度だけでした。何をどうしていくのか、皆目わからない会でありまして、私が所属した会の人たちは、みなキツネにつままれた思いで不満をぶつけたところであります。 さらに、何をつくるにせよ、建設後さらに多額の維持管理費が必要であります。であるならば大方の市民が合意のできる施設でなければならないと思うわけであります。一般質問での答弁も私には理解のできないところでして、多くの情報センターに疑問を持つ市民に何と説明をすればよいのか。急いで事を進めるのではなく、広く市民の声に耳を傾け、最もよい利用方法を見出すべきだと思うわけであります。 次に、芸術村アートパークについてであります。 平塚画伯の作品寄贈から突然の構想でありました。美術館の建設には私も積極的に賛成であります。しかし、位置については一般質問でも申し上げましたが、これから始められる市街地再生計画の中に組み込むか、県職員病院跡地に建設し、隣接との調和をとり、誘客性、活性化等を勘案した位置決定であるべきだと考えます。多少時期がおくれても、次の時代を見きわめた施設位置の選定を強く望む立場から、今の方向に反対をするものであります。 以上、反対の理由を申し上げました。議員各位の良識ある判断をお願い申し上げまして、討論を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、22番佐藤哲夫君の発言を許します。-----佐藤哲夫君。 〔22番 佐藤哲夫君登壇〕
◆22番(佐藤哲夫君) ただいま議題となっております平成2
年度須坂市
一般会計補正予算第2号について、私は賛成の立場から所信の一端を申し上げ、議員各位の御賛同を心からお願い申し上げる次第であります。 須坂市の現況は、産業、経済、教育、文化、そして温かい福祉の
まちづくりにと調和のとれた基盤をしっかりと固めながら、竜の里づくりに飛躍的に押し進めておられることは御承知のとおりでありまして、まことに御同慶の至りであります。 さて、こうした見地から見ても、市民的要望も多質の中、今回の補正予算の内容を見ますと、市民生活に関連する道路の改良、側溝の改修、歩道の整備を初め、農道の改良、農業用水路の改修など、また身体障害者、さらには高齢者社会を迎えての福祉対策として公民館へのエレベーター設置、デイサービスセンターの床暖房の設置、また心身障者用トイレの増設等々、単独事業も積極的に取り入れられた、かつてない総額12億六千二百余万円という思い切った超大型予算を編成され、地域住民の要望にこたえ、社会資本の整備、充実に努められましたことに対し、まずもって敬意を表するところであります。 そこで、一、二触れてみますが、最初にシルキー2階部分を、仮称ではあるが、情報センターとして整備する計画については、将来に向けて須坂市の活性化を図るために必要な計画であります。須坂市には、自然的にも歴史的にも、また産業面でも他の市町村にまさるとも決して劣らない特性があり、この特性をどのように生かしていくかが今後の大きな課題であります。このときに当たり、これらの資源を内外にアッピールしていくことは、時宜を得た計画であると考えるものであります。今後所期の目的が達成されるよう施設の充実はもちろんであるが、適切な好運営を大きく期待するものであります。 次に、(仮称)須坂アートパーク整備事業については、市民の森一体の中で、百々川緑地公園に隣接する臥竜橋左岸に建設されますが、この建設費を見ますと、当市の文化活動の中心となる文化会館や、スポーツレクリエーション施設が集積しており、さらに今回版画美術館を中心施設として野外彫刻なども配慮した公園整備が行われることは、市民の森の整備充実にとって極めて好ましいことと考えますし、加えて高速道インターにつながる主要道路も通っており、駐車場の確保、さらには自然林の活用ができるなど、周辺環境がすこぶる整った地域でありますので、事業の主体性をもって進めるべきと考えるのであります。また、その早期完成を期待するものであります。 以上、はしおって申し上げましたが、賢明なる議員各位の御賛同を賜りまして、原案のとおりここに可決されますよう心からお願いを申し上げまして、賛成の討論といたします。 終わります。
○議長(
小布施茂君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) ほかに討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、議案第64号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
小布施茂君) 起立多数であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号から議案第71号までの7件を一括採決いたします。 本7件に対する委員長の報告は
原案可決であります。 本7件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号、第66号、第67号、第68号、第69号、第70号及び第71号の7件は、原案のとおり可決されました。
-----------------------------
△日程第26 請願第8
号~日程第28 請願第3号
○議長(
小布施茂君) 日程第26 請願第8号
モーテル等類似施設建築規制条例の制定に関する請願から日程第28 請願第3号
育児休業法の早期制定に関する請願までの請願3件を
一括議題といたします。 本3件に関し、各委員長の報告を求めます。 最初に、
経済常任委員長の報告を求めます。
-----村石経済常任委員長。 〔
経済常任委員長 村石正郎君登壇〕
◎
経済常任委員長(
村石正郎君) ただいま議題となりました請願のうち、
経済委員会における審査の結果を御報告申し上げます。 審査いたしました請願は、継続審査中の請願第2号 「
ゆとり宣言」の決議に関する請願及び継続審査中の請願第3号
育児休業法の早期制定に関する請願の2件でありまして、去る19日に委員会を開き、慎重なる審査を行いましたが、両請願ともに、なお結論を得るに至らず、引き続き継続審査とすることに決しました。 以上で
経済委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、
総務文教常任委員長の報告を求めます。
-----竹内総務文教常任委員長。 〔
総務文教常任委員長 竹内磐夫君登壇〕
◎
総務文教常任委員長(
竹内磐夫君) ただいま議題となっております請願のうち、
総務文教委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果について申し上げます。 付託されました請願第8号
モーテル等類似施設建築規制条例の制定に関する請願につきましては、去る21日、
建設水道委員会と連合審査会を開き、紹介議員の説明並びに
関係理事者の見解を求め、慎重なる審査を行いました。 続いて、9月25日委員会を開き、慎重に審査した結果、趣旨採択とすることに決しました。 以上で
総務文教委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) 次に、
建設水道常任委員長の報告を求めます。
-----永井建設水道常任委員長。 〔
建設水道常任委員長 永井常雄君登壇〕
◎
建設水道常任委員長(
永井常雄君) ただいま議題となっております請願第8号
モーテル等類似施設建築規制条例の制定に関する請願につきまして、審査の経過と結果について申し上げます。 本請願につきましては、去る21日に
総務文教委員会と連合審査会を開き、紹介議員の説明並びに
関係理事者の見解を求め、慎重なる審査を行いました。 続いて、本日委員会を開き、慎重に審査した結果、趣旨採択とすることに決しました。 以上で
建設水道委員会における審査の報告を終わります。
○議長(
小布施茂君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入るわけですが、討論を省略して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。 最初に、請願第8号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は趣旨採択です。 本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、請願第8号は委員長の報告のとおり決しました。 次に、請願第2号及び第3号の2件を一括採決いたします。 本2件に対する委員長の報告は継続審査です。 本2件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、請願第2号及び第3号の2件は委員長の報告のとおり決しました。
-----------------------------
△日程第29 同意第3号
○議長(
小布施茂君) 日程第29 同意第3号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本件について提案理由の説明を求めます。-----田中市長。 〔市長 田中太郎君登壇〕
◎市長(田中太郎君) 提案いたしました同意第3号
教育委員会委員の任命について、提案の理由の御説明を申し上げます。 須坂市
教育委員会委員の小坂保司氏は、来る9月30日をもって任期満了となりますので、その後任につきまして慎重に検討してまいりました結果、上原衛氏が最も適任であると存じ、ここに任命いたしたく提案した次第であります。 上原衛氏の略歴につきましては、お手元の資料のとおりでございまして、清廉高潔にしてすぐれた識見と豊かな経験を持たれた立派な方であり、
教育委員会委員として最適任者であると確信している次第であります。 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申しまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
小布施茂君) これより議案質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件については会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本件については、討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 本件については、これに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、同意第3号については、これに同意することに決しました。
-----------------------------
△日程第30 意見書第3
号~日程第31 意見書第4号
○議長(
小布施茂君) 日程第30 意見書第3号 「
義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する意見書、日程第31 意見書第4号
石油製品等の
便乗値上げ防止に関する意見書、以上意見書2件を
一括議題といたします。 事務局長をして朗読いたさせます。 〔佐藤事務局長朗読〕
----------------------------- 意見書第3号 「
義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成2年9月25日提出 提出者 須坂市議会議員
竹内磐夫 堀内幸尚
後藤美智夫 丸田喜一 上野恒夫 青木周一 「
義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する意見書
義務教育費国庫負担制度については、昭和60年度予算において、旅費、教材費が除外されて以来、今日まで、恩給費の除外、地方交付税不交付団体への退職手当の補助率の大幅削減が行われ、さらに、来年度予算編成において公立小中学校事務職員、学校栄養職員の給与費に対する国庫負担の適用除外について検討されている。 義務教育費に対する国庫負担制度は、義務教育の水準の維持と機会均等化及び地方財政の安定を図るため不可欠のものである。 よって、政府におかれては、
義務教育費国庫負担制度の現行水準を維持するよう強く要請する。 上記については、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書として内閣総理大臣ほか関係機関に提出するものとする。
----------------------------- 意見書第4号
石油製品等の
便乗値上げ防止に関する意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成2年9月25日提出 提出者 須坂市議会議員
荒井義太郎 北澤文子 駒津芳平
市川喜太郎 越計治 佐藤哲夫
小布施茂 石油製品等の
便乗値上げ防止に関する意見書 イラクのクウェート侵攻による原油価格の急騰を受けて、石油元売り各社は、石油製品の卸売価格を引き上げました。 また、ビール、スナック菓子など食品業界を中心に夏から秋にかけ値上げが目立ち、消費者の間では、物価の先行き不安が高まっている。 このような状況の中で、円高・原油安による差益は、なかなか消費者に還元されないのに対して、円安・原油高で生ずる差損のツケは、他のコスト上昇分と抱き合わせた形で消費者に回される危険性がある。 よって、政府におかれては、
石油製品等の便乗値上げを防止するため、消費者への適切な情報の提供、公共料金の値上げ抑制をはじめ、物価監視体制の強化など厳正な物価対策を積極的に推進するよう強く要請する。 上記については、地方自治法第99条第2項の規定により意見書として、内閣総理大臣ほか関係機関に提出するものとする。
-----------------------------
○議長(
小布施茂君) 本2件について提案理由の説明を求めます。 最初に、20番
竹内磐夫君の説明を求めます。-----
竹内磐夫君。 〔20番
竹内磐夫君登壇〕
◎20番(
竹内磐夫君) ただいま議題となりました意見書第3号 「
義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する意見書について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を行います。 政府は、昭和60年度予算において
義務教育費国庫負担制度を一部改正し、同制度の対象から旅費、教材費を除外して以来、恩給費の除外、地方交付税不交付団体への退職手当の削減等を行い、地方自治体にその負担を強いてきております。 さらに、来年度の予算編成に当たっては、徹底した歳出削減の一環として義務教育費国庫負担法の根本的見直しを行い、学校事務職員、学校栄養職員の人件費も同制度の対象から除外しようとしている動きがあります。このようにして、義務教育費国庫負担を年々減額され、地方自治体の負担に切りかえていくならば、地方財政は圧迫され、地方自治法の本旨に基づく主体的な行政の確保が困難になることは明らかであります。また、義務教育費国庫負担法第1条は、義務教育無償の原則にのっとり、国民すべてに対しその妥当な規模と内容を保障するため、国がその必要な経費を負担することにより、教育の機会均等とその維持向上を図ることを目的とすると明記していますが、今日の情勢の中ではその保障も困難となっております。 よって、政府に対し
義務教育費国庫負担制度の現行水準を堅持するよう強く要望するため、意見書を提出した次第であります。 何とぞ議員各位の御賛同を賜りここにお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
小布施茂君) 次に、16番
荒井義太郎君の説明を求めます。-----
荒井義太郎君。 〔16番
荒井義太郎君登壇〕
◎16番(
荒井義太郎君) ただいま議題となっております意見書第4号
石油製品等の
便乗値上げ防止に関する意見書につきまして、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。 ガソリンや灯油など
石油製品等の値上げが、イラクのクウェート侵攻による原油価格の急騰を受けて、石油元売り各社が輸入原油のコスト上昇分を石油製品に転嫁する方針を打ち出して本格化しようとしております。通産省、資源エネルギー庁もコスト上昇分の転嫁は仕方ないと値上げを容認したため、石油製品の価格は引き上げられました。また、ビール、スナック菓子など食品業界を中心に夏から秋にかけ値上げが目立ち、消費者の間では物価の先行き不安が高まっております。 このような状況の中で、円高、原油安による差益はなかなか消費者に還元されないのに対して、円安、原油高で生ずる差損のツケは、他のコスト上昇分と抱き合わせた形で消費者に回される危険性があります。したがいまして、
石油製品等の便乗値上げを防止するため、消費者への適切な情報の提供、公共料金の値上げ抑制を初め、物価監視体制の強化など厳正な物価対策を積極的に推進するよう強く要請するため、意見書を提出した次第であります。 何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
小布施茂君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本2件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本2件は討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略して、直ちに採決いたします。 最初に、意見書第3号 「
義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する意見書を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
小布施茂君) 起立全員であります。よって、意見書第3号は原案のとおり可決されました。 次に、意見書第4号
石油製品等の
便乗値上げ防止に関する意見書を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
小布施茂君) 起立全員であります。よって、意見書第4号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま意見書2件が可決されましたが、その条項、字句、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
-----------------------------
△日程第32
シルキー活性化対策特別委員会の廃止について
○議長(
小布施茂君) 日程第32
シルキー活性化対策特別委員会の廃止についてを議題といたします。 お諮りいたします。 駅前ビルシルキーの活性化と発展に向けての方策を調査、研究するため、委員会条例第4条第1項の規定に基づき設置いたしました
シルキー活性化対策特別委員会は、所期の目的を達成したので、この際これを廃止いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小布施茂君) 御異議なしと認めます。よって、
シルキー活性化対策特別委員会は廃止することに決定いたしました。
-----------------------------
△日程第33
高速自動車道対策特別委員会の
中間報告について
○議長(
小布施茂君) 日程第33
高速自動車道対策特別委員会の
中間報告について、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より
中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。-----丸山高速自動車道対策特別委員長。 〔高速自動車道対策特別委員長 丸山孝一君登壇〕
◎高速自動車道対策特別委員長(丸山孝一君) ただいま議題となりました
高速自動車道対策特別委員会における活動について、
中間報告をしてまいりたいと思います。 長野自動車道は、昭和63年8月に豊科インターまで開通し、更埴ジャンクションまで建設工事が進んでまいりました。一方、上越自動車道は平成6年、中野インターまで開通が見込まれ、須坂インターについては平成4年度供用開始に向け、つち音がしてまいりました。昭和63年11月30日には、関係者の御努力により用地契約の調印式が行われ、平成2年2月26日にはインターの工事の入札がされてから、現在も土工事を中心に工事が進んでおります。また、8月の24日には更埴インターから須坂インター間の工事の合同起工式が挙行され、当区間の全線について工事が着工されました。続いて、須坂インター以北については、平成元年11月24日には井上地区で設計協議の覚書調印式が、11月30日には幅くい打ち式が行われました。また、日野、豊洲地区につきましては設計協議中であり、それぞれ一巡目の協議が終了し、二巡目の協議に入り、早期の解決に向け設計協議中であります。 このような状況の中で、当委員会は平成元年2月14日、新委員会による委員会が構成されて以来、高速道の早期の実現のため委員会審議を重ねてきたところでございます。まず、平成元年3月18日には、上信越自動車道の現況と今後の予定について、並びに上信越自動車道に関する開発について理事者から説明を受け、審議の結果、今後地元及び関係機関との協議のための素案として認めていくことに一同異議なく了承したところでございます。 次に、元年9月7日には、上信越自動車道須坂地区バスストップの設計図面について公団から説明を受けました。説明後に、インター周辺の整備について、バスストップ周辺整備についての意見を交換いたしました。続きまして、同年12月8日には、井上インターの進捗状況について、日野、豊洲地区の設計協議の状況について、並びに道路構造について審議を行い、市理事者に対して地元対策委員会の意向を十分検討してほしいという旨を要望し、当委員会も高速道の早期建設に向け、引き続き努力することを改めて確認をしたところでございます。 さらに、平成2年9月20日には工事が急ピッチに進んでいる松代の薬師山トンネルと須坂インターの工事の現場を視察した後、12項目にわたりまして逐条審査を行いました。審査事項につきまして申し上げますると、設計協議の経過について、本線構造に対する考え方について、堤防強化の経過について、アクセス道路について、住宅等移転の対応について、公会堂の建設の補助金について、インター周辺の土地利用計画について、バスストップと周辺整備について、防音壁対応について、暫定二車線について、土取場について等を理事者から説明を受け、約3時間50分の時間をかけ審査をいたしました。理事者の説明には、委員会として意見、要望を付して了承をしたところでございます。 今後は、地元の要望を満たすため最大限の努力をいただくよう理事者各位に要望し、さらに地元調整については当委員会も正副委員長を中心として積極的に調整を図り、一日も早い上信越自動車道が開通できますることを期待しているところでございます。 以上で、
高速自動車道対策特別委員会の経過報告といたします。
○議長(
小布施茂君) 以上で、
高速自動車道対策特別委員会の
中間報告を終結いたします。 以上で、本定例会に提案されました議案は全部議了いたしました。
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○議長(
小布施茂君) 9月定例市議会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、9月6日開会以来本日まで20日間の長きにわたり、提案されました平成元年度決算案を初め多数の議案について審議いたしましたが、とりわけ私ども議員として任期最後の決算議会でありましたが、本日ここにその全議案を議了して無事閉会の運びとなりましたことは、各位とともにまことに御同慶にたえません。今回提案されました議案は、平成元年度各会計決算を初め、一般、特別、企業会計を合わせまして14億 3,713万 2,000円に及ぶ大型補正予算、同意人事案件など多数にのぼりました。このほか各種の請願等いずれも重要な案件でありましたが、議員各位の終始極めて真摯な、真剣な御審議により、それぞれ適切な結論を得たのでありまして、御精励に対し深く敬意を表しますとともに、衷心より厚く御礼を申し上げる次第であります。 理事者各位におかれましても、審議の間、常に真摯な態度をもって審議に協力されました御苦労に対しまして、深く敬意をあらわしますとともに、本会議あるいは委員会において議員各位から述べられました意見なり要望事項につきましては、特に考慮を払われて執行の上に十分反映されますよう強く要望いたす次第であります。 これから秋も深まりまして、議員各位におかれましては何かと御多忙のことと存じますが、この上とも御自愛くださいまして、市政の積極的推進に御尽力賜らんことをお願い申し上げ、閉会のごあいさつといたします。 この際、田中市長並びに小坂
教育委員長から発言を求められておりますので、これを許します。-----田中市長。 〔市長 田中太郎君登壇〕
◎市長(田中太郎君) 9月定例市議会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る9月19日未明に襲来した台風11号は、昭和36年9月の第2室戸台風の進路と同じであったため、大変心配いたしたところでありますが、幸いにして台風災害もなく、御同慶に存ずる次第でございます。 さて、今期定例会は、去る6日開会以来本日まで20日間の長きにわたり、平成元年度各会計決算の認定を初め条例、補正予算等、さらには追加提案申し上げました人事案件など、26件の重要議案を終始熱心に御審議を賜り、いずれも原案どおり認定または議決をいただき、ここに閉会の運びになりましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。 今会期中に議員各位から賜りました貴重な御意見、御要望等につきましては、十分尊重しまして行財政の運営に遺憾なきを期してまいる所存であります。 今日市財政を取り巻く環境は一層厳しい状況にあります。したがいまして、予算の効率的執行に努め、財政運営に意を用い、須坂市の着実な発展と市民福祉の向上に努めてまいる所存でございますので、議員各位を初め市民各位の御協力を切にお願い申し上げる次第でございます。 なお、この席をおかりいたしまして、教育委員を御退任されます小坂保司氏に一言御礼を申し上げたいと存じます。 小坂氏は、昭和57年10月1日教育委員に御就任以来、2期8年間の長きにわたり教育行政全般にわたり御尽瘁を賜りましたが、9月30日をもって任期満了となる次第であります。この間、
教育委員長を3年間、
教育委員長職務代理を2年3カ月とその重責を全うされ、小学校の全面改築、中学校の全面改築の大事業、文化施設の着工を初め、児童・青少年の健全育成と生涯教育の推進、第1回竜の里須坂健康マラソン全国大会、未来を担う人づくり運動、教育施設の整備充実、小学校視聴覚教育の充実など、教育行政の推進に熱意を傾けられましたその御苦労に対しまして、心から感謝と御慰労の意を表します。 今後はくれぐれも御自愛をいただき、立場はかわりましても、市政発展のために御協力を賜りますようお願い申しまして、簡単でございますが、御礼の言葉といたします。 いよいよ秋本番を迎え、議員各位には何かとお忙しいことと存じますが、くれぐれも健康に御留意をいただき、市政の発展のために格別なる御指導、御協力を賜りますよう心からお願い申しまして、閉会のごあいさつといたします。
○議長(
小布施茂君) 小坂
教育委員長。 〔
教育委員長 小坂保司君登壇〕
◎
教育委員長(小坂保司君) 本日、私の教育委員退任に際しまして、このように登壇の機会をお与えいただき、ごあいさつのできますことをまことにありがたく、光栄に存ずる次第でございます。また、ただいまは市長様よりねぎらいのお言葉を賜り、まことに恐縮に存じます。 もとより未熟な私でございましたが、須坂市教育委員に任命されて以来8年間、そのうち3カ年間
教育委員長の重責を担わせていただきました。この間、何かと至らないものでございましたが、市長様初め市議会の議員の皆様、市理事者や職員の皆さんの深い御理解と温かい御指導によりまして任期を迎えることができ、ここに退任させていただくことになりました。心から感謝を申し上げる次第でございます。 今日、須坂市の教育は、皆様方の温かい御指導と御援助によりまして、着実にその成果を上げておるものと存じておりますが、21世紀を間近に迎え、極めて重要な時期でございます。申し上げるまでもなく、今日の日本の繁栄は国民の教育水準の高さがその一つに挙げられております。また、教育は次代を託するための大切なものでもあります。それゆえに教育に対する期待はますます大きなものがございます。現在各方面で議論され、御心配いただいております全人教育と学力向上の問題を初め、子供たちの学習意欲の問題、教育にかかわる信頼の回復、向上や国際化、情報化時代を先取りする教育、さらには生涯学習の対応と多くの課題を抱えております。関係者の努力はもちろんでありますが、それら諸問題の進展のために、そして須坂市教育の発展のために、今後とも一層のお力添えを賜りますよう衷心よりお願い申し上げる次第でございます。 また、このたび新しく教育委員に選任いただきました上原衛氏は、人格、識見ともにすぐれた立派な方でございます。私同様、何かと御指導くださいますようお願いを申し上げます。 終わりに、須坂市のいよいよの御発展と議員の皆様、市長様初め市理事者の方々の御健勝と御活躍を御祈念申し上げまして、退任のごあいさつといたします。 まことにありがとうございました。(拍手)
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○議長(
小布施茂君) これをもちまして、平成2年9月須坂市議会定例会を閉会いたします。 長い間大変御苦労さまでした。 午後 3時52分 閉会
----------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成2年9月25日 須坂市議会議長
小布施茂 署名議員 上原晴男 署名議員 市川静雄...